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開園6年目・・・その後の園庭



開園して6年目を迎えました。芝生の園庭はどうなったのでしょうか。6年目の様子です。



8月、一番暑い季節ですが、暖地系の高麗芝にとっては一年で一番成長する時期です。一見すると6年前とあまり変化がないように思えますが・・・・やはり傷みが目立ち始めています。







子どもたちがよく遊ぶ遊具の付近などは傷みが激しく芝生が裸地化しています。さらに2年ぐらい前から急に雑草が増えてきました。




きれいなように見えますが、色の薄いところ(黄緑色)がすべて雑草です




一見すれば芝生のように見えますが、これも雑草です。
しかも繁殖力が強く、引く抜くのもとても困難です。


芝生の管理でもっとも時間がかかるのが雑草引きではないでしょうか。雑草は年々増えてきているように思えます。抜いても抜いても元気にはえてきます。油断するとあっという間に広がり芝生が覆われてしまいます。
毎日、多人数で時間をかけ雑草引きをすれば、雑草もなくなるのでしょうが、保育園ではそうもいきません。雑草もまた良しという、ある程度のあきらめというか、いいかげんさも大事なように思えます。あまり神経質になると嫌になりますからね。




遠目から見るとそれなりにきれいですが・・・



上から見ると傷んだ箇所がよくわかります。


全国的に園庭の芝生化が進んでいます。踏みつけによるダメージからの回復がはやいティフトン系のポット植え(鳥取方式)が主流となっています。また、最近では、保育園の園庭芝生化にも行政による補助が積極的に行われるようになってきました。
園庭の芝生化を決意した6年前は、芝生に関してはまったく知識がなく、芝生屋さんのいわれるまま高麗芝を選択してしまいました。高麗芝は綺麗で、(特に芝刈り後の様子は最高ですね。)丈夫な芝生です。しかも病害虫に強く、芝生の管理にあまり神経質になる必要はありません。しかし、反面・・・・・、

・踏みつけに弱い。運動会などの練習で踏みつける回数が多いとたちまち枯れ始め、裸地化してしまう。
・先がとんがっているので、裸足で歩くとちくちくする。(それがまた気持ちいいのですが、、、。)
・冬場に冬芝を播き冬芝を育て一年中青々とした芝生グランドにする、オーバーシードに向いていない。(冬は枯れたままにしておくしかしかたがない。反面、冬場はなにもすることがなく楽でよい。)

というような欠点があります。特に長期休みがない保育園では、踏みつけられた芝生の回復する時間がとれないことが最大の問題になってきます。(幼稚園、小学校のように一ヶ月ぐらいの夏休みがあれば高麗でもOKではないかと思います。回復する時間さえあたえてやれば高麗芝は驚異的な回復力を持っています。)
最近になり、踏みつけに強いティフトン系の芝生があることや、鳥取方式を知ったのですが、時すでに遅く、今後も高麗芝の園庭を維持していくしかありません。




今のところなんとか芝生のグランドになっていますが、あと4〜5年もすれば全面張り替えを検討する時期にくるのではないかと思います。そのときは、踏みつけに強い芝を選択したいものです。
最後に、6年間芝生の園庭を利用した感想ですが、やはりもう土のグランドにはもどれないなぁ〜ということでしょうか。後悔することはありません。今のところ・・・・・(^^);

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芝生リンク

芝生用品
芝生関係の用品はホームセンターでも購入可能ですが、なかなか思ったものが手に入りません。そんな時は、やはり通販が頼りになります。よく利用するのが>バロネス>です。芝生関係の専門メーカということもあり、用具から芝生の種まで、芝生関係のほとんどのものはここで手に入ります。しかも、すべての商品について品質がとても高い。ただし、値段もそれなりに・・

芝生購入
ホームセンターでも芝生を購入することは可能ですが、店頭においてあるものは、たいがい水不足のため枯れてしまったものがほとんどです。やはりできるだけ新鮮なものを手に入れたい。そんな時はこれもまた通販頼みとなります。よく利用するのが、鳥取県芝生生産組合です。
鳥取から新鮮な芝生が送られてきます。ホームセンターの芝生とは全く別物です。ただし、送料は高め。気温が高くなるとクール便発送となるのでけっこう高くなります。夏場は販売をしていない場合もあるようなので、できるだけ早い時期に注文しましょう。>

卵殻の白線
芝生に線を引くとき、石灰を使うと芝生が傷んでしまいます。しかし、卵殻を使った白線(ガイヤフィールドライン)ならば大丈夫です。芝生の肥料に使っても効果があるようで、実際芝生にふりかけてみるととても濃い緑の芝生になりました。肥料としても優秀な製品のようです。
卵といえば、保育園では卵アレルギーの子には大丈夫なの?という心配がありますが、加熱処理をしてあるので大丈夫とのこと。6年間使っていますが、今のところ問題は生じてません。送料が高いのが残念ですが、かさばるものが多い芝生関係のものを通販で購入する場合、しかたがないですね。地元のホームセンターで手に入るとありがたいのですが・・・。

目砂
バロネスが販売する目砂をよく利用しています。芝生の植え替え時の床砂として使用したり、芝生の乾燥防止、メインテナンスのために芝生にまきます。
以前は、川砂タイプのものでしたが、最近購入すると砂というよりパウダーのようなタイプに変わっていました。とてもきめ細かく芝生にまくとどんどん芝生の中に入っていきます。ちなみに、芝生にはホームセンターで売っている「花の土」など保湿性のある土をを使ってはいけません。土が踏みつけにより固まり、芝生がうまく成長しなくなります。(体験済み)目砂としては最高の品だと思います。焼き砂なので、雑草の種が混じっている心配もありません。ただし値段が高い。1袋(15kg)、1260円+送料となります。もう少し安ければね・・・。