サーキット遊び
2020.10.08


サーキット遊びは、日常の遊びの中でお友達と一緒に楽しみながら、全身を巧みに操れるようになる為の活動です。保育園にすでにあるもの、鉄棒、マット、平均台など 使って楽しみます。とんだり、はねたり、ころがったり、ぶらさがったり・・・様々な 動作を通して自然と身体能力を高めていきます。



サーキットとは、自動車やオートバイなどの競走用につくられた環状の道路のことです。サーキット遊びも同じようにグルグルと繰り返しまわるように設定されており、子どもたちは何回もチャレンジすることができます。
今回は、安田式サーキット遊びのインストラクターをお招きし、子どもたちにサーキット遊びを指導していただきました。



マットの上をぴょんぴょんととんでいきます。一人でとんだり、お友だちと手をつないでとんだり、3人、4人と人数を増やしてとんだり・・・。色々なパターンを試してみます。



平均台を通ります。あわてないでバランスをとって渡りましょう。



今回は、マット、平均台、鉄棒などを使いましたが、同じコーナーでも内容を変えると飽きずに繰り返すことができます。特別な遊具を使わないで、床にテープはったり、紐を置くだけでもさまざなま運動ができます。アイデア次第で遊びが広がるのがサーキット遊びの楽しいところです。


遊びを通して・・・


昔の子どもたちは、日常の生活の中で自然とサーキット遊びができていたように思います。木に登ったり、田んぼであそんだり、川原の土手をすべりおりたり・・・・。子どもの時を振り返って見ると日が暮れるまで、近所の子どもたちと遊んでいたことを思い出します。今や少子化の時代。子どもたちが外で遊ぶ姿を見ることが少なくなってきました。反面、遊びというよりも本格的なスポーツに取り組む子どもたちが増えています。野球、サッカー、スイミングなどのクラブや教室に入り、小さな時からレベルの高い指導を受けます。
サーキット遊びを見ていると、昔の子どもたちが無邪気に遊んでいた様子を思い浮かべます。順番を競うのでもなくただ面白そうだから何度もやってみる。飽きたらルールを変えてみる。大人から見ればどこが面白いの?と思うようなことも子どもたちは夢中になってしまいます。子どもたち同志でルールを決めて、遊びを創り出すことを通して、知らず知らずの間に心も身体も成長してきたのでしょう。
保育園には、幸い子どもたちがたくさん集まってきます。これからも色々な遊びを通して子どもたちがお互いに成長していけるようにしていきたいと考えています。





2020.10.08 08:18 | 固定リンク | 遊び

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