茶道教室
2020.08.25


8月の茶道教室を開催しました。きょうは、お箸の使い方です。茶道では最初にお菓子をいただきます。お菓子は2種類あります。干菓子(ひがし)と主菓子(おもがし)です。干菓子はおせんべいや、和三盆などを固めた固いお菓子のことです。主菓子は、おまんじゅうのような柔らかい生菓子です。干菓子は手でとりますが、主菓子の時はお箸で取ります。きょうは、主菓子をお箸で取る作法を教えていただきました。
きょうのお菓子、栗まんじゅうです。本来、包装していないものを使うのですが、コロナ対策でビニール包装されているものを使いました。



お菓子が来たら、右手で取って・・・左手を添えます。



お箸を使ってお菓子を取りましょう。取ったお菓子は懐紙の上にのせましょう。



おいしそうなおまんじゅうですね。懐紙を持ち上げてお菓子をいただきましょう。



食べ終わったら懐紙は後ろに置きましょう。



お菓子の後、お茶をいただきます。おいしいお茶をどうぞ!




新 涼



 うんざりする暑さが続いています。しかし、秋明菊が咲き始め、虫の音や青く澄んだ空に秋の気配を感じます。美しい季節の到来はもうすぐです。
 今月はお箸の使い方をおけいこしました。お箸の持ち方や食事をする時の姿勢は昨今うるさく注意されることはなくなってきています。ましてお箸の上げ下げ(取り方、置き方)は普段意識していません。
 しかし、正しくお箸を使って食事をする姿は美しく、見ていて気持ちの良いものです。素直に何でも受け入れてくれるこの時期に自然と身につけておいて欲しいものです。


茶道講師 大森



2020.08.25 10:00 | 固定リンク | チャレンジ教室

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